WENDY & PETERPAN 最高でした

 

みなさまお久しぶりです。

 

ずっと書こうと思っていたのですが、9月5日に無事千秋楽を迎えたWENDY & PETERPANの感想をここに記録しておこうと思います。

 

最初は1回でも行ければいいか〜と思っておきながら結局3回見に行きました。

 

1回目はなんと初日公演!

舞台初日に見に行くのはこれが初めてだったのですが、個人的に千秋楽より初日の方が好きかもと思いました。

みんなが初めてで、役者さんたちも観客の前で演じるのは初めてで、お互いどきどきとわくわくを一緒に共有している感じが無性に嬉しくなってしまいました。

 

ピーターパンはディズニーのイメージが強くてなんとなく知っていましたが、正直想像していたものとは全然違うもので、大人向けなピーターパンの話でした。

よく考えたらディズニーって全部明るいからマーメイドもめちゃくちゃいい感じのロマンチックな話になっていますが実際の人魚姫って普通に悲しい話だしシンデレラもグロいシーンとかあるもんな…と思い、ピーターパンもそのひとつなんだなと分かりました。

 

ネバーランドに行くシーンやウェンディ達が飛んでいるシーンは夢のような世界でしたが、この舞台には様々な「別れ」があって、それはどれも現実的で考えさせられるものでした。

弟との別れでは、弟のことを忘れてはいけないと必死になっているウェンディが見ているこちらも辛くなりました。でもピーターパンがすごくいいことを言っていたんですよね。「弟のことを忘れるんじゃなくて、悲しい気持ちを忘れなきゃ」みたいなことを言ったんですよ。それってものすごく大切なことですよね。大切な誰かが亡くなることは本当に辛いし、なぜかその人を忘れまいとずっと悲しみ続けること、あると思います。

死後の世界は自分が死んでみないと分からないけど、亡くなった人の立場を考えると、ずっと悲しく辛いままでいられたら、心配になって、日本人的に言うと成仏できないですよね。舞台でも、弟のトムは最初心配で星という形で見守っていました。

悲しい気持ちのまま生きる=亡くなった大切な人のことを忘れないではないんだなと改めて思いました。たしかに亡くなった大切な人を忘れることってないですし、残された側はその人の分まで楽しく生きる方が、自分のためにもその亡くなった人のためにもなる気がします。

このウェンディの姿を見ながら大好きな漫画の「さくら前線」を思い出していたよ…。

 

弟がロストボーイになってからの別れやピーターパンとの別れも、胸がきゅっとなりました。お姉ちゃんが弟を必死に連れて帰ろうとしたり最後までネバーランドに残ろうとする気持ちも分かりました。ピーターパンとも最後は本当のキスをしてお互い思い合っていました。ただ悲しいことに、好きな気持ちだけではずっと一緒にいられないんだな〜と個人的に考えてしまいました。ピーターパンにもウェンディにもトムにもそれぞれ自分が生きていきやすい居場所があって、そこを抜け出すというのはかなり難しいことなんだなと思いました。少し違うとかならいいのかもしれないけどね。

この別れ見ながら赤の他人と結婚して一緒に過ごすってものすごいことなのでは…とか考えていました笑

 

今回の舞台はテレビで見てきた役者さんばかりですごく楽しかったです!

堤真一さんはテレビの印象と同じだったな。女優さんたちは当たり前なんですけどみんなとても素敵で眼福でした…山崎紘菜ちゃんも顔が好き…

冨田望生ちゃんのティンクもすごく面白かった!口調は可愛くなかったりするけどピーターの前だと乙女なとことかかわいかったな~~

 

あと!石田ひかりさんが!!すごくかわいらしい方で!!!!

「かわいらしい」っていう言葉がしっくりくるってこういう人なのか…って感じでした…声も若々しいし動き方も可憐というか…私にはなれそうもない女性でした。

 

舞台は予想外のハプニング的なこともあるから面白いですよね。

3回目に見に行った時、終盤で堤さんがいつも以上にオーバーなリアクションしてて、そしたら石田ひかりさんがツボに入っちゃって笑い止まらなくなっちゃってました笑

それもまたかわいかったんですけど!

 

ところで、実はでもないですがこのWENDY & PETERPANの現場がJUMPファンになってから初現場でした!

Hey!Say!JUMPのこと生で見た事は思い返せば2回くらいあったんですけどその時はファンじゃなかったので、今思うともっとちゃんと見とけばよかったなと思ってます笑

中島裕翔のかっこいいことかっこいいこと…背も高いから舞台映えもするし顔は小さいし…ピーター役も見る前から似合うと思っていましたがやっぱり似合ってた!

すごく子どもなんだけど子どもなりに思いやっているところもあって、そこがなんとも憎めない役だなーと思ったし、優しいところは裕翔にぴったりでした!

 

インスタでも共演者さんが差し入れの写真をアップしていたり、音楽番組もチェックしてくれていたり、愛されていたんだろうなと思います。

 

コロナ禍の中で最後まで上演できて本当によかった。お疲れ様でした。

そして、そんな中公演を見に行けたこともすごくありがたかったです。特に地方に住んでいる方は我慢したファンもたくさんいたと思います。だからこそ、最低限のルールは絶対に守ろうと、私なりに気をつけて見に行きました。また、このような状況で行けなかったファンのことも気遣える中島裕翔の人間性ができすぎてまたさらに好きになってしまった…

 

次はアイドルモードの中島裕翔くんを生で見れる日が来るといいなと思います!

 

幸せな時間をありがとうございました!!